日本航空(JAL)は2015年3月16日、2015年度のダイバーシティ経営企業100選の「なでしこ銘柄」に、2015年に続く2年連続で選出されたと発表しました。経済産業省と東京証券取引所が共同で「女性活躍推進」に優れた企業を年1度選定、発表しているものです。
JALは、社長メッセージなど女性活躍推進にかかるトップコミットメントを発信していること、経営ビジョン、経営方針、中期経営計画において女性活躍推進について明示していること、女性活躍推進に向けた方針や女性管理職比率の目標を策定していること、ワークライフバランス(WLB)推進に向けた方針を策定していること、「JALなでしこラボ」という女性活躍推進組織を設置し取り組んでいること、女性活躍推進に関する情報を積極的に公表していることなどが評価されました。
また、JALは具体的な取り組みとして、女性社員のキャリア研修や経営層との交流の実施、女性を部下に持つ管理職向け意識啓発研修の実施、管理職の評価に部下育成の取組状況を反映する仕組みの構築を行っています。
さらに、仕事と家庭の両立をサポートする施策の実施として、長時間労働の改善に向けた取組、WLB促進の意識啓発の実施、柔軟な勤務場所・時間を認める制度の導入を挙げています。