ルークAFBのF-35Aが初めて爆弾を投下

ルークAFBのF-35Aが初めて爆弾を投下

ニュース画像 1枚目:GBU-12レーザー誘導爆弾の訓練弾を投下する56FW/62FSのF-35A
© Luke Air Force Base / USAF
GBU-12レーザー誘導爆弾の訓練弾を投下する56FW/62FSのF-35A

アメリカ・アリゾナ州ルーク空軍基地(AFB)第56戦闘航空団(56FW)第62戦闘飛行隊(62FS)所属のロッキード・マーティンF-35AライトニングII 2機が、56FW機として初めて爆弾を投下しました。ルークAFBが2016年3月16日に発表しました。

投下されたのは4発のレーザー誘導爆弾で、場所はバリーM.ゴールドウォーター演習場でした。62FSのグレゴリー・フラナ中佐は「我々はこのマルチロール・ファイターの主要なミッションを実行し、地上攻撃を成功させた。世界最高のF-35パイロットを養成するため、可能な限りリアルな訓練を実施する」と話しています。

爆弾を投下したパイロットのひとり、マシュー・ストロンギン少佐は「今後数週間以内にすべての教官パイロットが爆弾投下を体験する。ここを卒業するパイロットも、500ポンド爆弾を必ず1発は投下するだろう」と話しています。

ルークAFBではF-35を受領してちょうど2周年を迎え、これまでは訓練体制作りが主な作業でしたが、最近では訓練に焦点が移行しつつあります。ストロンギン少佐は「たった2年前にはF-35Aが1機しかなかったが、今ではアメリカやオーストラリア、イタリア、ノルウェーなどのパイロットを訓練するため、4,000ソーティー以上を実施した。また、初期作戦能力(IOC)を獲得するため、新しいソフトウェアの訓練も実地している」と話しています。

F-35Aからのレーザー誘導爆弾の投下は、2月25日にユタ州ヒルAFBの388FW機、3月3日にフロリダ州エグリンAFBの33FW機でも実施しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く