NATO、トルコでAWACS警戒飛行を開始 ロシア機の領空侵犯への備え

NATO、トルコでAWACS警戒飛行を開始 ロシア機の領空侵犯への備え

ニュース画像 1枚目:トルコ・コンヤ基地のNATO AWACS機
© NATO
トルコ・コンヤ基地のNATO AWACS機

NATOは、ロシア機の領空侵犯を防ぐためトルコ政府の要請に応えて、E-3空中警戒管制システム(AWACS)機を、トルコのコンヤ基地に展開させ、2016年3月12日から警戒飛行を始めたと発表しました。

これに5日先立ち、NATO AWACS部隊はトルコに展開した際のフルシミュレーター・リハーサルも実施しています。NATO AWACSのトルコ展開により、同盟の相互運用性、即応性、有効性を強化し、トルコと地域、同盟国の安全保障を強化するとしています。

NATOは16機のE-3を保有し、ドイツのガイレンキルヒェン基地をベースに、ギリシャやイタリア、トルコ、ノルウェーに前方展開基地を設けています。

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