ヴォルガ・ドニエプル航空は2016年3月23日(水)、An-124-100とIL-76TD-90VD貨物機で、ロシア唯一の天然ガス液化プラント、サハリン2での修復作業に対応する緊急輸送を運航したと発表しました。
モスクワからIL-76TD-90VDで14トンの大型マルチホイールトレーラー、クアラルンプールからAn-124-100で30トンの修復機器をそれぞれ搭載、ユジノサハリンスクに輸送しました。
ヴォルガ・ドニエプルは、サハリン2のダウンタイムを最小限に抑えるため、この輸送と物流ソリューションを早急に整える必要がありました。同社はこの緊急事態に対応し、効率の良い時間で、完璧なサービスで問題解決に当たったとしています。
サハリン2は、2009年2月に稼働式典が開催され、年間の液化天然ガス(LNG)生産量は約10万トンの能力があります。