スカイマーク、2018年度までの中期経営計画を発表 早期の再上場を

スカイマーク、2018年度までの中期経営計画を発表 早期の再上場を

ニュース画像 1枚目:スカイマーク、新制服
© スカイマーク
スカイマーク、新制服

スカイマークは2016年3月28日(月)、民事再生手続を終えたことから新生した同社の方針、2016年から2018年度の中期経営計画を策定、発表しました。

同社は、新生スカイマークの方針を3つの経営理念に定めています。第1に、安全運航を使命に、社会に役立ち評価される存在となること、第2に利用者の思いを真摯に受け止め、チャレンジ精神を忘れず、広くアンテナを張り、社会環境の変化に機敏に対応し、良質かつ特色あるサービスの提供、第3に、サービス提供者の社員を尊重し、社員が互いに協力しあい、誇りを持って働ける環境と企業風土を築くことを掲げました。

また、2025年までの長期ビジョンとして、「安全・安心・快適・身近」な空の旅を提供するエアラインとして、国内外の就航地域で愛されるスカイマークブランドの定着、顧客満足と社員満足の好循環を生み出す企業文化を根付かせること、国際線の就航を実現し、日本だけでなく各地域を結ぶ航空会社として成長する企業をめざします。

具体的には、顧客満足と運航品質の向上につなげるため、就航率と定時性向上に向けた体制を強化するほか、サービス教育の強化と顧客満足(CS)推進体制を構築します。また、地域企業とタイアップを行うほか、独自サービス・企画の拡充し、収益性や生産性の向上をはかり、利益体質を築きます。

機材効率も向上するほか、業務プロセスの見直し、業務効率化に向けたIT投資、整備組織の再編を全日空(ANA)の支援を受けながら進めるほか、新機種を含む中長期の機材検討と路線の拡充を進めます。これらにより、早期の再上場も実現し、2018年度に売上高800億円超、営業利益70億円超を達成するとしています。

メニューを開く