セントレア、2019年度上期に新ターミナルビルを供用へ LCC向けに整備

セントレア、2019年度上期に新ターミナルビルを供用へ LCC向けに整備

ニュース画像 1枚目:中部国際空港島とLCCターミナル建設場所
© 中部国際空港
中部国際空港島とLCCターミナル建設場所

中部国際空港(セントレア)は、2019年度上期の供用開始をめざし、新ターミナルビルを整備すると発表しました。2015年度は格安航空会社(LCC)をはじめ、新規就航や増便が相次ぎ、国際線は過去最高の便数を記録し、航空ネットワークが拡大しています。

セントレアは、増加する航空需要に対応し、駐機スポットの整備などを進めています。今後も航空需要の増加が見込まれ、施設容量や多様化する航空会社のニーズに応え、空港機能の強化への検討を行い、新ターミナルビルの整備を決定しました。

セントレアは2014年後半の供用開始をめざしてLCC向け新ターミナルビルを発表していましたが、ANAとエアアジアによる以前のエアアジア・ジャパンがセントレアから撤退したことを受け、事業計画を変更し、建設を延期していました。

LCCに対応する新ターミナルビルは、現在の臨時駐車場エリアに整備する計画で、2016年度は新ターミナルビルの整備規模、平面計画などの施設検討を進めます。この整備により、既存施設の混雑緩和、定時運航率の向上につなげるほか、成長が見込まれるLCCのセントレア拠点化を推進めるとしています。

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