ガルフストリーム、中国初のG560ERを納入 民生金融租賃が受領

ガルフストリーム・エアロスペースは2016年3月17日(木)、中国のリース会社で中国民生銀行グループの民生金融租賃(Minsheng Financial Leasing：MSFL)にG650ERを納入しました。中国で初めてのG650ERです。

ガルフストリームは、中国で長距離ビジネスジェットの必要性が高まっていることを示すと同時に、民生金融租賃がこの地域で同社の存在感を示してくれたとコメントしています。また、この機材は予定通りの納入時期となり、期待を超える性能を提供しているとも述べています。

G650は2008年3月に発表され、運航は2012年に開始した機体です。航続距離はマッハ0.9で9,260キロで、G650ERは2014年5月に発表され、その5カ月後にアメリカ連邦航空局(FAA)から型式証明を取得しています。

民生金融租賃は、2010年6月に初めてガルフストリームのG450を受領しており、これまでにガルフストリーム製の64機をアジア地域で保有しています。