アラスカ航空、ヴァージン・アメリカを買収 アメリカ第5位の航空会社に

アラスカ航空、ヴァージン・アメリカを買収 アメリカ第5位の航空会社に

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空、ヴァージン・アメリカを買収
© Alaska Airlines
アラスカ航空、ヴァージン・アメリカを買収

アラスカ航空グループは2016年4月4日(月)、ヴァージン・アメリカを買収すると発表しました。アラスカ航空グループは、この買収によりシアトルを拠点とし、アメリカで第5位の規模の航空会社となります。

アラスカ航空は、優れた顧客サービスと低運賃を共通項とした2社の合併を通じ、成長と競争の新たな機会を創出し、カリフォルニア州でのプレゼンスを拡大する方針です。これにより1日1,200便のネットワークを展開し、年間売上高7億ドルとアラスカ航空の現在の売上高から27%増となります。

なお、両社は、規制当局の承認を得るまで、それぞれのブランドで独自に運航を継続します。また、承認を待ち、統合計画を策定する移行チームを発足し、共同つながります。統合に際しては、単一の運航許可でフライトを行う計画です。ブランド維持については、そのブランド価値を高く維持するヴァージン・アメリカの経験を詳細に学んでいくとしています。この当局からの承認は、2017年1月1日までに獲得する計画です。

最近のアメリカでの航空会社の統合を見ると、統合までにマイレージ・プログラムや予約システム、空港システム、運航などで複数年をかけるケースがあります。

メニューを開く