三菱航空機、MRJの試験飛行 安全機能の確認も進む 【画像21枚】

三菱航空機、MRJの試験飛行 安全機能の確認も進む 【画像21枚】

ニュース画像 1枚目:MRJ初号機の5回目、試験飛行
© 三菱航空機
MRJ初号機の5回目、試験飛行

三菱航空機は名古屋小牧を拠点に、試験飛行を続けています。同社はこれまでの試験飛行の様子を画像で公開しています。

飛行試験の初期段階は、飛行高度、飛行速度を高めていくことを大きな目的としており、 MRJはこれまでに最高高度35,000フィートと約10,500メートル、最大速度はマッハ 0.65、時速250ノットとおよそ時速450キロまで、順調に試験が進んでいます。

3月には初めて日本海上空の空域を使用した飛行試験が行われ、3月末までに北陸方面へ3回に渡り飛行しています。また、この試験飛行の際に能登空港を経由し、低空飛行を行ない、機器類の確認なども行われています。

随伴機を伴わずに単独での飛行試験も行っているほか、12回目の試験飛行時にはラムエア・タービン(RAT)ドアを開けて飛行し、風力原動機を緊急用の発電機として動作するか確認したほか、片方のエンジンが停止した場合を想定した飛行能力の検証など、 飛行中の安全機能の確認を進めています。

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