カンタス航空は2016年4月3日、同社の737-800、機体記号(レジ)「VH-XZI」と電気自動車「テスラモデルS P90D」がメルボルンのアバロン空港で競争しました。アバロン空港の3,048メートルの滑走路を737が、その誘導路をP90Dが走行し、レースを繰り広げました。
モデルSは、走り始めから3秒間で時速100キロに達することができることで知られ、電気自動車として高い技術を誇ります。また737もCFMインターナショナルのエンジンを2基搭載し、空中での巡航速度は時速およそ850キロメートルです。
この競争は、接戦となり、737が離陸し、空に向かうとテスラを抜き、初速のテスラ、パワーの737とそれぞれの本領が発揮された競争となりました。
このレースはカンタス航空と、高級電気自動車メーカーのテスラが、交通産業の持続可能性を進めるため、提携を記念して実施したものです。両社は今後、長期的に持続可能な交通事業ソリューションの提供をめざし、協働します。また、このレースで排出されたすべての炭素ガスは、カンタス未来地球プログラム「Qantas’ Future Planet Program」で相殺されます。