エアアジアは2016年4月6日(水)、ミラス・エアクラフト・シーティングが開発した航空機向けシート「ミラス・ホーク(Mirus Hawk)」を契約しました。ドイツ・ハンブルクで開催されているエアクラフト・インテリア・エキスポで発表されました。
ミラス・ホークは、エアアジアの短距離路線向けのA320に現在のシートと置き換えられるほか、A320の新造機にも装備されます。さらに、A320neoにも導入される予定で、計312機分の契約となります。
エアアジアはこの15年にわたり、シートは同社の大きな課題となっており、ミラス・ホークは薄くて軽量、さらに着席した時に快適なこと、メンテナンス面では可動部品が少ないことから整備をしやすくなることから、今回の契約は満足しているとコメントしています。現行のシートと比べ40%軽量化され、スペアパーツの入手も簡便なことから、機材を地上で整備のために運用しない時間を減らすことが出来るとしています。
■Tony Fernandes of Air Asia signs a new contract with Mirus Seating