航空、海上、陸上の3自衛隊は2016年4月29日(金)と4月30日(土)の2日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2016」に出展します。ニコニコ超会議への自衛隊の参加は、2012年の初開催から4年連続となります。
2016年のニコニコ超会議では、幕張メッセ「HALL9」エリアに「自衛隊ブース」、「在日米陸軍ブース」が設置されます。この中で、航空自衛隊はIHIで製造されたF-15J/DJのエンジン「F100-IHI-220E」を百里基地から搬入し、展示します。航空自衛隊では、百里基地の第305飛行隊が新田原基地への移転を予定していることから、ニコニコ超会議でF-15エンジンを展示するのは「最後になる可能性大」としています。
陸上自衛隊は、民間イベントでは初出展となる機動戦闘車を展示する予定です。機動戦闘車は、これまで装備実験隊に所属する試験用車両が展示された実績がありますが、今回は4月から部隊に実配備された車両が展示される予定です。また、海上自衛隊は輸送艦「おおすみ(LST-4001)」とエア・クッション型揚陸艇(LCAC)を3Dで体験できる装置を展示します。
なお、「自衛隊ブース」に隣接して設置される「在日米陸軍ブース」では、アメリカ陸軍の軍楽隊ブラスバンド「アンクルサムズ・オール・アメリカン・ブラスバンド」による演奏が実施されるほか、陸軍兵士と一緒に記念撮影ができるコーナーなどが設置される予定です。