空自松島救難隊、航行中の中国船で傷病者が発生し災害派遣 UH-60Jで救助

空自松島救難隊、航行中の中国船で傷病者が発生し災害派遣 UH-60Jで救助

航空自衛隊は2016年4月13日(水)、宮城県牡鹿半島南東にある金華山の東海上を航行していた中国船の傷病者空輸のため、災害派遣を行ったと発表しました。

この事案は、金華山の東、約311キロメートルの海上を航行していた中国船「フュアンユー059」で男性1名が頭部を負傷し意識を喪失、4月13日(水)の12時15分に第二管区海上保安本部から災害派遣要請を受け、松島基地に所属する松島救難隊が出動したものです。

13時47分にU-125Aが松島基地を離陸し現場海域で天候を偵察、14時22分に当該船舶を発見しました。この情報に基づきUH-60Jが14時47分に船舶に到達し、約30分で傷病者を収容、16時36分に松島基地に帰還し傷病者を移管しました。

なお、当該事案は航空救難団が2016年度に行った最初の災害派遣となりました。

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