エアバスは、ユナイテッド航空がA380型を導入することを期待していると、AVIATION WEEKが2011年12月2日に報じています。
ワシントンでのエアバスのプレゼンテーションを受け、ユナイテッド航空のジェフリー・スマイゼック社長兼CEOが、これまでのA380型に対する見方を変えて導入を検討し始めたというものです。
アジアや中近東ではA380型は大人気ですが、アメリカ国内では中・小型機によって便数を増やすサービスが好まれてきました。しかし、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の混雑と、とくにアジアに路線網を展開する以上は将来、A380型のような超大型機が必要になるとエアバス社は主張しています。
現在、アジア/アメリカ間のA380型はシンガポール航空がシンガポール/成田/ロサンゼルス線のSQ12、SQ11便、大韓航空が仁川/ニューヨーク線のKE81、KE82便、仁川/ロサンゼルス線のKE17、KE18便の3路線6便に投入されています。