ピーチ所属の50代機長、目薬の使用を申告せずに航空身体検査に合格

ピーチ所属の50代機長、目薬の使用を申告せずに航空身体検査に合格

関西、那覇を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチは2016年4月20日(水)、同社所属の50代の機長が2013年以降、目薬の使用を申告せずに航空身体検査に合格していたと発表しました。ピーチはこの機長を乗務停止としています。

航空身体検査はパイロットが的確に航空業務を遂行するため、航空法で年に1回、検査を受けることが義務づけられています。これにより、パイロットの健康状態を厳正に確認、管理し、飛行中の事故を未然に防ぐ役割があります。検査は内科、眼科、耳鼻咽喉科、精神神経科で、それぞれ専門医が検査し、適否が判断されているものです。

今回の目薬は申告の必要がありましたが、当該の機長はこれを申告せずに身体検査に合格していました。これに関連し、国土交通省航空局は当該の機長などに行政処分を行う見込みです。

ニュースURL
メニューを開く