東亜建設、羽田空港C滑走路以外に福岡、松山でも施工不良と虚偽報告

東亜建設、羽田空港C滑走路以外に福岡、松山でも施工不良と虚偽報告

東亜建設が代表会社となり、東亜・鹿島・大本特定建設工事共同企業体が、羽田空港C滑走路下の地中部で、液状化を防ぐ地盤改良工事で施工不良が発覚、これ以外にも福岡、松山空港でも施工不良を隠す虚偽データを国土交通省に報告していました。東亜建設が2016年5月13日(金)、発表しました。

羽田空港のC滑走路については、関東地方整備局が発注した工事で、発生が想定される地震動のうち、最大規模の強さを有するレベル2地震動に対応するため、滑走路下の液状化する地層に薬液を注入、地下水をゲル化させ、液状化を防止する地盤改良が進められてきました。計画では、薬液注入量12,513,400リットルのところ、676,851リットルの施
工と全体の5.4%でした。

C滑走路の通常の利用構造上の問題はないものの、発注した関東地方整備局は東亜建設に事実関係の詳細な報告、原因究明、修補計画を早期に立案することなどを求めていました。

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