海自あきづき、中国海軍艦艇6隻の南シナ海へ西進を確認 太平洋では訓練も

海自あきづき、中国海軍艦艇6隻の南シナ海へ西進を確認 太平洋では訓練も

ニュース画像 1枚目:飛行甲板で小火器射撃訓練を実施中のジャンカイII級 フリゲート「574」
© 防衛省・統合幕僚監部
飛行甲板で小火器射撃訓練を実施中のジャンカイII級 フリゲート「574」

防衛省・統合幕僚監部は2016年5月24日(火)、中国海軍艦艇6隻が太平洋から南シナ海に向けて西進したと発表しました。海上自衛隊第5護衛隊所属の「あきづき(DD-115)」が確認したものです。

確認した艦船は、中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦「174」の1隻、ルーヤンII級ミサイル駆逐艦「170」の1隻、ルーヤンI級ミサイル駆逐艦「168」1隻、ジャンカイII級フリゲート「574」と「569」の2隻、フチ級補給艦「963」の1隻です。このうちルーヤンIII級ミサイル駆逐艦は、海上自衛隊において初めて確認したと発表しています。

この中国海軍艦艇は西太平洋で、各種訓練を実施しており、ルーヤンIII級とルーヤンII級ミサイル駆逐艦がフチ級補給艦と洋上補給を行なっている様子や、ジャンカイII級の飛行甲板で小火器射撃訓練を実施する様子が確認されています。

なお、「あきづき」にはSH-60K哨戒ヘリコプターが搭載されています。

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