中国の金鹿航空、VVIP BBJ 787を初めて運航する企業に

中国の金鹿航空、VVIP BBJ 787を初めて運航する企業に

ニュース画像 1枚目:BBJの機内イメージ
© Boeing
BBJの機内イメージ

中国の金鹿航空は2016年5月25日(水)、BBJ 787のVVIP機を初めて運航する企業になると発表しました。スイス・ジュネーブで開催されている「ヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・コンベンション・アンド・エキシビション(EBACE2016)」で、ボーイングと共同で発表しました。

「ドリームライナー」として知られる787ですが、VVIP BBJ 787はまさに「ドリーム・ジェット」で、航続距離は16,000キロメートル、ノンストップで17.5時間をマッハ0.85で飛行できます。客室部分の220平米は気圧は低く抑えられ、新鮮な空気を提供し、快適なフライト時間を過ごすことができます。

金鹿航空は中国海南航空(HNA)グループの1社で、HNAとグループの旅行会社のCAISSA Touristicなどがこの機材を利用した富裕層向けのテーイラーメイドの旅行を提供していきます。

金鹿航空は、グループの香港ジェット(Hongkong Jet)を含め90機超のビジネスジェットを運航しており、このうち4機はBBJと、ボーイング機の運航にも実績があるとしています。

787のBBJ仕様ではメキシコ大統領専用機をはじめ、クリスタル・クルーズが購入を発表している全席ビジネスクラス仕様の機体、バーゼルで客室改修が行なわれている「VP-BDA」、さらにサウジアラビア政府、ブルネイ王室などの機体があります。

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