海上自衛隊、ひゅうがやP-3CなどRIMPAC2016へ派遣

海上自衛隊、ひゅうがやP-3CなどRIMPAC2016へ派遣

ニュース画像 1枚目:ひゅうが(DDH-181)には航空機3機を搭載し派遣
© 海上自衛隊
ひゅうが(DDH-181)には航空機3機を搭載し派遣

海上自衛隊は、2016年6月7日(火)から8月23日(火)まで、アメリカへの派遣訓練を実施します。アメリカでは「RIMPAC2016」に参加し、派遣訓練を通じてアメリカ海軍の協力を得て、戦術技量の向上を図るほか、多国間共同訓練で海上自衛隊の各種技量の向上を図ります。

派遣先はハワイとアメリカ西海岸とその周辺海空域です。海上自衛隊からは護衛艦「ちょうかい(DDG-176)」と航空機3機を搭載した「ひゅうが(DDH-181)」、人員約650名を派遣します。また、航空部隊は第21飛行隊のP-3C哨戒機2機と人員70名、掃海部隊約5名を派遣します。

合同軍事演習「RIMPAC2016」はアメリカと日本、初参加となるブラジル、デンマーク、ドイツ、イタリアを含め、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、インド、インドネシア、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、中国、ペルー、韓国、フィリピン、シンガポール、タイ、トンガ、イギリスが参加します。参加兵力は艦艇45隻、潜水艦5隻、航空機200機超、人員約25,000人超です。

RIMPACで海上自衛隊は、対潜戦、対水上戦、対空戦、対機雷戦などの戦術訓練を実施するほか、ミサイル発射訓練、海賊対処や人道支援、災害救援などの訓練も予定しています。日本からハワイまでの航程では、アジア方面からRIMPACに参加する日本、アメリカ、インド、インドネシア、シンガポールによる巡航訓練も予定しています。

海上自衛隊のRIMPAC参加は1980年から、今回で19回目の参加となります。

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