JAL、成田/バンクーバー線で環境に優しいUPR方式で運航-12月19日から

JAL、成田/バンクーバー線で環境に優しいUPR方式で運航-12月19日から

日本航空(JAL)は2011年12月19日から、日本/バンクーバー間で「User Preferred Route(UPR)」方式を試行運用します。JALのバンクーバー行きは成田/バンクーバー線のJL018JL017便で、冬ダイヤは767、2012年3月25日以降の夏ダイヤは777で運航を計画しています。

JALは2008年8月11日から日本/ハワイ間、2009年6月4日から日本/オーストラリア間でUPR方式を採用、運航しています。日本/バンクーバー線でUPR方式を採用すると、年間でドラム缶600本分、12万リットルの燃料を削減できると想定され、環境に優しいフライトになります。

現在、日本/北米間の運航は24時間前の気象予報に基づいた管制当局が設定する飛行経路(PACOTS経路)を使用。ただ、実際に出発する時間には気象状態が変わることもあり、結果として最適な飛行経路でない場合もあります。このため、より効率の良い飛行経路を航空会社が作成、運航できるUPR方式を試行しています。

期日: 2011/12/19から
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