ルフトハンザ、客室乗務員組合UFOと労働協約で合意 2019年6月末まで

ルフトハンザ、客室乗務員組合UFOと労働協約で合意 2019年6月末まで

ルフトハンザドイツ航空は2016年7月5日(火)、客室乗務員組合UFOと長期に渡るストライキ回避で合意しました。ルフトハンザとUFOが労働協約で合意したもので、全体の賃金削減と同時に、定期昇給、年金の取扱い、雇用保障など幅広い項目で合意したものです。

今回の労働協約は、2019年6月30日(日)まで有効です。ルフトハンザはこれにより、10%の人件費を削減し、一方で給与が2016年10月1日(土)から1%増となり、2018年1月1日(月)付けでさらに2%増となります。さらに、客室乗務員は55歳まで勤務することも可能になりました。

これらとあわせ、客室乗務員の雇用は2021年まで保証され、2023年までは外部の客室乗務員による運航を行わないことでも合意しました。なお、ルフトハンザは2016年に新たに1,400名の客室乗務員を雇用することを発表しています。

ルフトハンザでは新たな雇用体系を巡り、ストライキが多数発生し、日本路線にも決行など影響が及んでいました。

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