ボーイングは2016年7月15日(金)、創立100周年を迎えました。1916年7月15日(土)の創立時は、小規模のフロート水上機メーカーとして産声を上げ、現在は世界最大の航空宇宙企業として、民間機、防衛・宇宙・セキュリティシステムの分野で事業を展開しています。
ボーイングのデニス・マレンバーグ会長、社長兼CEOは「創立者のビル・ボーイングの革新的精神は、何世代にもわたる従業員の中に生きています。2世紀目をスタートする今、卓越性を追求する私たちの意欲はこれまで以上に強く、私たちが成果を残す可能性の大きさは創立当時と変わりません」と述べています。
ボーイングは100周年を記念し、さまざまな事業を展開しています。ボーイングの歴史を飾る航空機の地上展示や、747のプロジェクションマッピングでは尾翼に全日空(ANA)、日本航空(JAL)、スカイマークなど日本の顧客を紹介、ANAに納入される787-9を含む歴代の航空機展示の催しも行われています。日本では中部国際空港(セントレア)で、体験型展示会「ABOVE AND BEYOND」がスタートしています。
ボーイングは、創設から100年間にマクドネル・エアクラフト、ダグラス・エアクラフト、ノースアメリカン・ロックウェル、パイアセッキ、ハワード・ヒューズ、ステアマンなどを吸収、合併し、ザ・ボーイング・カンパニーとして運営されています。現在、本社はシカゴで、アメリカ国内と世界65カ国超で約16万人のスタッフが勤務しています。
■Boeing Centennial Projection Spectacular プロジェクションマッピング()