NHK BS、8月8日「TOKYOディープ!」の一部でR-53とR-HMを紹介

NHK BS、8月8日「TOKYOディープ!」の一部でR-53とR-HMを紹介

NHK BSプレミアムで毎週月曜日の夜に放送されている紀行番組「TOKYOディープ!」では、2016年8月8日(月)の放送で「立川アメリカン・グラフィティ」と題して東京都立川市を特集します。この番組の一部で、2013年に修復され立川市内で保存されている航空機、「立飛R-53」と「立飛R-HM」が紹介されます。

「立飛R-53」は、戦後GHQによって禁止されていた航空機開発が1952年に解禁、同年に新立川航空機が戦後初の国産航空機「立飛R-52」の初飛行を成功させ、2年後の1954年にその改良型として開発された機体です。

また、「立飛R-HM」は航空機開発が解禁された日本で「空のジープ」と呼べる機体を量産化して輸出することを目的に新立川航空機が開発した航空機です。フランス人技師のアンリ・ミニエが戦前から開発を手がけ、日本飛行機でライセンス生産もされていた「プー・ド・シェル」をベースに、1954年にアンリ・ミニエ自身が来日して試作機の製作を行いました。

「立飛R-53」と「立飛R-HM」はそれぞれ機体番号(レジ)「JA3070」と「JA3094」の1機ずつが生産されましたがいずれも量産化には至らず、2013年に修復された両機は現在、立川市の立飛ホールディングスで保存されており、2014年には一般公開も実施されました。

8月8日の「TOKYOディープ!」では俳優の平岳大さんが保存場所へ訪れ「立飛R-HM」のコックピットに座るなど、保存されている2機の様子が紹介されます。

番組の一部で「立飛R-53」と「立飛R-HM」について紹介される「TOKYOディープ!」は、8月8日(月)の19時から19時30分まで放送されます。詳しくは、NHKのウェブサイトを参照ください。

期日: 2016/08/08
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