MRJ、「アイアンバード」で模擬飛行試験を開始

MRJ、「アイアンバード」で模擬飛行試験を開始

三菱航空機は名古屋市の大江工場内でMRJの油圧操縦リグ装置、通称「アイアンバード」で模擬飛行試験を開始しました。模擬飛行試験により、実機のフライトへ向けて弾みがつく行程になります。

この「アイアンバード」は航空機の骨格を鉄材で組立て、MRJの実機と同じ搭載システム機器、実機に搭載ソフトウェアをフライトデッキ、コンピュータと組み合わせたもの。この機体は主に操縦系統の機能試験を行います。

試験では意図的に故障を発生させ、MRJの安全性を実証することもでき、これからおよそ3年をかけて各種項目の試験を行います。

期日: 2011/12/22から
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