西日本旅客鉄道(JR西日本)は2017(平成29)3月、関西空港駅の販売機能を増強します。関西国際空港の国際線外国人旅客数は2015年度に、年度として過去最高の1,100万人を記録し、増加傾向が続いています。これにあわせ、関西空港駅を玄関口に関西、西日本エリアを周遊する旅客も増加していることを受け、施設拡充するものです。
全ての窓口をワンフロアとし、最大14窓口とします。現在、5窓口と上階に3窓口の最大8窓口ですが、さらに6窓口を増設して最大14窓口に増やし、全てワンフロアで対応できるようにリニューアルします。
海外で予約した乗車券類を引き換えるツアーデスクとしての機能を拡充し、新たに当日予約を含む宿泊施設の予約ができるようにします。このツアーデスクは、グループの会社の日本旅行と連携した運営となります。
また、英語や中国語などにも対応できる窓口は最大3窓口ですが、これをさらに増やし、海外からの旅客への対応を拡充します。
あわせて新型券売機「HT50型」を増設し、現在の3台から5台とし、「みどりの券売機」4台とあわせ、台数を増やします。