愛媛県、2017年2月に運航開始のドクターヘリ 2016年補正予算にも計上

愛媛県、2017年2月に運航開始のドクターヘリ 2016年補正予算にも計上

愛媛県は2016(平成28)年度9月補正予算案で、2017年2月までに運航開始する愛媛県ドクターヘリの予算を計上しています。予算額は、ドクターヘリ運航事業費として4,383万円、ドクターヘリ運航管理事業費として395万円、2017年1月31日(火)に開催する予定のドクターヘリ運航開始式開催費として96万円です。

愛媛県ドクターヘリは中日本航空と愛媛航空の共同事業体が受託し、2017年2月1日(水)に運航開始する予定で、契約期間は2017年2月から2021年3月までとなっています。愛媛県立中央病院を基地病院としており、補正予算の運航事業費では搭乗医療従事者の人件費、ドクターヘリ運営管理として医療機器の消耗部品の購入費、ドクターヘリ格納庫等賃借料などを負担します。

愛媛県の中村知事が2期目の公約の重点課題としてドクターヘリの整備を掲げており、中山間地域、島しょ部を含め人命最優先の体制を整えるとしています。中日本航空と愛媛航空の共同事業体では、EC135を使用し、出動時間は8時30分から17時30分までの日没前までで、出動は松山空港を基本としつつ、県立中央病院の屋上ヘリポートでの待機も併用し運航する計画です。

なお、四国では高知、徳島に続く3県目のドクターヘリの導入となります。

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