「ハドソン川の奇跡」、現役機長やCAも「リアル」と評価 好調な滑り出し

「ハドソン川の奇跡」、現役機長やCAも「リアル」と評価 好調な滑り出し

ニュース画像 1枚目:映画「ハドソン川の奇跡」
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映画「ハドソン川の奇跡」

映画「ハドソン川の奇跡」が2016年9月24日(土)に公開、現役の機長、キャビンアテンダント、整備士など航空関係者約150名を招いた試写会で99%が「非常にリアル」で、98%が「とても感動した」と回答するなど、その作品に高い評価が寄せられています。

本作はリアリティを追求するため、当時の搭乗者をキャストとして起用し、A320の実機を購入して機内を撮影し、ハドソン川でのロケを敢行など、こだわりが随所に見られます。

日本公開直前に、機長、キャビンアテンダント、整備士など航空関係者約150名を招いて実施した試写会では、劇中で描かれる航空機事故、国家運輸安全委員会(NTSB)からの追及について、99%が「非常にリアル」と回答したほか、サリー機長の「究極の決断」と初めて明かされる知られざる物語に、98%が「とても感動した」との感想が得られました。

レビューの評価も高く、Yahoo!映画レビューでは5点満点中4.29点、Flimarksでは5点満点中4.1点、cocoでは満足度100%中93%と9月26日(月)現在で高評価を受けています。動員客層は、当時の航空機事故をニュースなどで知る40代以上が多いものの、イーストウッド監督の前作「アメリカン・スナイパー」を鑑賞した若者層、女性層も目立っているそう。

日本では劇場公開した9月24日(土)と9月25日(日)の2日間、興行収入が2億2,518万3800円、動員数17万2,748人、総合ランキングで「君の名は」に次ぐ成績を記録しています。また、近年の映画興行で実写系ドラマ大作が苦戦する中で、興行収入と動員数ともに実写作品でトップとワーナー・ブラザースでは好スタートとし、興行収入20億円を目指すとしています。

なお、「ハドソン川の奇跡」は丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーなど全国ロードショーされています。映画館の詳細などは公式サイトを参照ください。

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