エールフランス-KLMは2016年9月29日(木)、機内インターネットサービスプロバイダんぼGogoと長距離路線の機材でインターネット接続の提供サービスについて署名を締結しました。
サービスの対象は、エールフランス航空の保有する777の68機、A330の15機、KLMオランダ航空の777の29機、A330の12機で、計124機が対象です。Wi-Fiの機材への搭載は、2017年末から開始されます。
エールフランス-KLMはこの契約で、機内で使用するスマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどで友人、知人、家族とのコミュニケーションができるほか、エンターテインメントの向上につながるとしています。
契約したサービスは2Kuバンドで、現在主流のKuバンドより高速で、生放送のテレビ番組を配信できる高容量、高速の帯域で、信頼性も高まるとされています。
なお、KLMではすでに導入している787にはWi-Fi接続サービスを提供しているほか、エールフランスが2017年1月から定期便に投入する787についてもWi-Fiが装備される予定です。いずれの機材とも、エンターテインメントはパナソニック・アビオニクスが採用されています。