スペイン空軍、初のH215を導入 グランカナリアを拠点に任務

スペイン空軍、初のH215を導入 グランカナリアを拠点に任務

ニュース画像 1枚目:スペイン空軍に納入されたH215
© Airbus Helicopters
スペイン空軍に納入されたH215

エアバス・ヘリコプターズは2016年10月4日(火)、スペイン空軍に初のH215を納入したと発表しました。スペインのアルバセテに所在するエアバス・ヘリコプターズの工場で2016年10月3日(月)、納入式典が開催されました。これはスペイン国防省が2016年7月、NATO保守整備補給機関(NSPA)を通し契約したものです。

H215はシュペルピューマ、軍用ではクーガーの愛称で親しまれ、実績ある航空機で、厳しい安全基準を満たし、最新の技術を搭載したツインエンジンの回転翼機です。アルバセテ工場では、捜索救難(SAR)、戦闘捜索救助(CSAR)の任務に対応した装備の搭載、塗装などが行われ、9月22日(木)には最終試験飛行が行われました。

スペイン空軍のH215は、最新のアップデートが施された多機能デジタルスクリーンをコクピットに備えるほか、560キロメートルの航続距離を確保するため追加の燃料タンクの搭載、高周波無線機、ホイスト、暗視ゴーグルなどの機能を追加しています。

同空軍では802飛行隊に配備され、2016年末までにグランカナリアを拠点に任務を開始します。

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