ボーイングは2012年1月3日に、アメリカ空軍のワーナー・ロビンズALC(Air Logistics Center)で改修された最初のC-130AMP(Avionics Modernization Program)が、デリバリーされたと発表しました。
C-130AMPは6面の大型液晶ディスプレイを備えたデジタル・グラスコクピットに改修することにより、システムが簡素化され信頼性や乗員の訓練を容易し、将来的には航法士を廃止することができます。
ボーイングでは2001年に空軍と契約を結び、これまで3機のC-130AMPを改修して納入しています。今回デリバリーされたのはワーナー・ロビンズALCで改修された初号機で、リトルロック空軍基地へ送られて運用試験などに使用されます。
ボーイングでは、アメリカ空軍が所有するC-130H、222機の改修を目論んでいます。