横田基地所属UH-1N、富山空港に予防着陸 自治体が口頭要請

横田基地所属UH-1N、富山空港に予防着陸 自治体が口頭要請

ニュース画像 1枚目:UH-1Nヒューイ
© U.S. Air Force / Cody H. Ramirez
UH-1Nヒューイ

北関東防衛局は、横田基地周辺市町の自治体に2016年10月31日(月)、横田基地所属UH-1ヘリコプターが富山空港に予防着陸したと情報提供しました。10月31日13時34分頃、自動燃料制御装置の不具合のため、同空港に着陸したものです。

この機体は、UH-1Nの「74-96645」と見られ、富山空港着陸時にはパイロットが燃料制御を手動に切り替え、飛行を継続し、安全に着陸しました。予防着陸は、航空機運用を安全に行うための予防的な措置です。

横田基地では、修理に必要な部品を車両で輸送し、対応しています。アメリカ軍は富山空港での受け入れについて、謝意を示しています。この機体は11月2日(水)、富山空港を離陸しています。

なお、横田基地周辺市町基地対策連絡会は、第374空輸航空団司令官に対し、11月1日(火)に口頭要請を行いました。横田基地所属のUH-1の予防着陸は2月、4月に続き、2016年は3回目で、飛行中の機体トラブルの発生は、「重大な事故につながりかねず、また、度重なる予防着陸は、多くの住民に不安を与える」とし、再発防止と安全確保に努めるよう、同型機の点検整備の強化などを要請しています。

メニューを開く