関空、LCC新ターミナルに日本初ウォークスルー型ショッピングエリア導入

関空、LCC新ターミナルに日本初ウォークスルー型ショッピングエリア導入

ニュース画像 1枚目:拡張した第2ターミナルビル、見取り図
© 関西エアポート
拡張した第2ターミナルビル、見取り図

関西国際空港を運営する関西エアポートは2016年10月28日(金)、建設中のLCC専用の新ターミナルビルの名称を「第2ターミナルビル(国際線)」に正式決定しました。これまで、「第3ターミナルビル(T3)」と呼称されていましたが、第2ターミナルビルの既存部分を「第2ターミナルビル(国内線)」とし、いずれも第2ターミナルとします。

この整備にあわせ、旅客が使用する駐車場を利用増加に対応し、十分なスペースを確保するため拡張します。現在より700台多い計1,600台の車を収容できるようになります。すでに、2016年4月から先行運用を開始しています。また、バス停留所の出発・到着場所を2カ所ずつ増やします。

この第2ターミナルビル拡張に伴い、ショッピングエリアで最新デザインや「スマートセキュリティ」システムの導入で混雑を解消し、利用者の満足度向上を狙います。工事完了に伴い、第2ターミナルビルの敷地面積は36,000平米拡張し、計66,000平米、あわせて新たに11の搭乗ゲートが増築、計21ゲートの処理能力は、国際線で年間285万人、国内線は550万人となります。

拡張される第2ターミナルビルの出発口には、新たにウォークスルー型のショッピングエリアが日本の空港で初めて導入されます。免税店を中心に売店、レストラン、ATM、両替所が設置され、買い物や食事など、目的にあわせた時間の使い方がしやすくなります。

なお、第2ターミナルビルの名称決定で、第2ターミナルビル内に既存部分には「第2ターミナルビル(国内線)」、建設中の部分は「第2ターミナルビル(国際線)」との案内板が掲出されます。

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