HondaJet、2区間でスピード記録樹立 上昇性能と燃費に優れた設計を証明

HondaJet、2区間でスピード記録樹立 上昇性能と燃費に優れた設計を証明

ニュース画像 1枚目:HondaJet
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HondaJet

ホンダ・エアクラフト・カンパニーは2016年11月1日(火)、HondaJetで2区間のスピード記録を樹立したと発表しました。全米ビジネス機協会(NBAA:National Business Aviation Association)の展示会で発表されたもので、全米飛行家協会(NAA:United States National Aeronautic Association)が認定しました。

認定された記録は、2016年4月9日(土)にニュージャージー州のテターボロ空港を14時15分離陸、フロリダ州のフォートローダーデール・エグゼクティブ空港に16時6分、着陸しました。このフライトは、向かい風60ノットの中、960海里を2時間51分、高度43,000フィートを平均396ノット(733キロ)で飛行しました。

また、2016年7月19日(火)にマサチューセッツ州のニューベッドフォード・リージョナル空港を7時18分に離陸、フロリダ州のパームビーチ国際空港に9時16分、着陸しました。1,060海里を2時間58分で飛行したもので、向かい風30ノットの中、平均385ノット(713キロ)で飛行しました。

この記録は、ホンダ・エアクラフトがビジネスジェットの利用頻度の高い空港を選び、HondaJetが他のライト・ビジネスジェットより高速であることを実証したもので、同社は特徴とする主翼上に位置するジェットエンジンの配置が上昇性能と燃費面で優れた設計であることを証明するものとコメントしています。

なお、このスピード記録は今後、スイスの国際航空連盟による世界記録の認定を受ける予定です。

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