宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2016年11月2日(水)、同日鹿児島県の種子島宇宙センターから、H-IIAロケット31号機で打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり9号」について、ロケットの計画通り飛行と衛星分離を確認し、打ち上げが成功したと発表しました。
H-IIAロケット31号機の打ち上げは、当初11月1日(火)に予定していましたが、打上げ当日の発射準備作業時に天候の悪化が予想されたため11月2日(水)15時20分00秒に変更、この変更後のスケジュール通りに打ち上げられました。衛星分離は15時47分51秒に実施、成功しています。
今回の打ち上げ成功により、H-IIAロケットの打ち上げは11年間、25回連続の成功で、成功率は96.8パーセントとなりました。「ひまわり9号」は、現在運用されている静止気象衛星「ひまわり8号」交代して運用される予定で、運用期間は2022年から2028年までの予定です。