空自とRAF、三沢基地で日英共同訓練の記念式典を開催 防衛相も視察

空自とRAF、三沢基地で日英共同訓練の記念式典を開催 防衛相も視察

ニュース画像 1枚目:奥からF-2、F-15、タイフーンが編隊飛行
© 航空自衛隊
奥からF-2、F-15、タイフーンが編隊飛行

航空自衛隊三沢基地を訪問しているイギリス空軍のタイフーンは2016年11月2日(水)、日英共同訓練の記念式典が開催され、訓練の一部を公開しました。これにあわせ、航空幕僚長の杉山良行空将とイギリス空軍(RAF)参謀長のヒリヤーは大将が共同発表を行いました。

共同発表では、両国が国際法をはじめ法の支配に基づく国際秩序の維持が必要であるとの認識を共有しており、空自、RAFはこの取組に積極的に貢献する法の支配の重要性を確認しました。また、RAFは空自を「アジアの最も緊密な安全保障パートナー」として認識し、日英共同訓練の実現は、空軍種間の防衛協力・交流の一層の進展を象徴するとし、パートナーシップの深化を図ります。

さらに、空自はRAFの展開と国際的な安全保障課題へイギリスの関与を評価し、アジア太平洋地域における英空軍のより大きなプレゼンスを歓迎するとしています。

同日の空自、タイフーンの訓練は稲田防衛相も視察し、国際法の支配を貫徹させるため、価値観を共有する国々と協力し、防衛協力を進めていくことは、意義あることとコメントしています。また、今後も三沢で訓練を続けていくかとの質問には、「日本のどこかで続けるとか、何か具体的なことが決まっているというわけではありません」と回答しています。

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