ヨーロッパ航空安全局(EASA)はA380型の主翼に亀裂が見つかったとして、エアバスに対してデリバリー済みの67機のうち30機を調査するように勧告しました。就航から1800回以上飛行した機体は4日以内に、1300回以上1800回未満の機体は6週間以内に実施する内容です。
カンタス航空のA380型で主翼リブに亀裂が見つかっており、勧告が出されると伝えられていたほか、シンガポール航空もすでに調査に入っていると伝えられています。
なお、現在までに航空会社にデリバリーされたA380型の機数は下記のとおりです。
■A380型を保有する航空会社と機数
エミレーツ航空:20
シンガポール航空:15
カンタス航空:11
ルフトハンザドイツ航空:8
エールフランス航空:6
大韓航空:5
中国南方航空:2