シンガポール航空、リー会長の後任にピーター・シア氏が会長就任へ

シンガポール航空、リー会長の後任にピーター・シア氏が会長就任へ

シンガポール航空は2016年11月17日(木)、ピーター・シア・リム・ホァット(Peter Seah Lim Huat)氏がスティーブン・リー・チン・イエン(Stephen Lee Ching Yen)氏の後任として非常勤会長への就任を決定しました。

シア氏は現在副会長で2017年1月1日(日)付けでリー氏から会長職を引き継ぎます。リー氏は同日付けでシンガポール航空の取締役員を退任しますが、引き続き子会社のSIAエンジニアリング・カンパニーの会長を務めます。

シア氏は、30年以上銀行家として活躍し、1977年から2001年まで旧オーバーシーズ・ユニオン・バンクに勤務、退任時は副会長兼CEOを務め、2001年12月から2004年12月まではシンガポール・テクノロジーズでの社長兼CEOを経て、2015年9月1日に副会長としてシンガポール航空の取締役員に加わりました。ほかにもDBSグループ・ホールディングスやDBS銀行の会長のほか、ラサール芸術大学の理事長、シンガポール・ヘルス・サービスの会長も務め、ビジネスリーダーとして高い評価を得ています。

今回の人事についてリー氏は「シンガポールを代表する企業で会長を務められたことを光栄に思います。後継者に経験豊かなピーターを迎え彼の指導のもと、シンガポール航空グループはますます発展していくと確信しています」とコメントしています。

詳しくは、シンガポール航空のウェブサイトを参照ください。

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