岩国から千歳基地への訓練移転、海兵隊AV-8Bと空自F-15で共同訓練

岩国から千歳基地への訓練移転、海兵隊AV-8Bと空自F-15で共同訓練

ニュース画像 1枚目:AV-8B ハリアーII イメージ
© U.S. Navy / Debra Daco
AV-8B ハリアーII イメージ

防衛省は2016年11月28日(月)、アメリカ軍再編に関わる訓練移転について、12月上旬に千歳基地で実施する訓練について、12月5日(月)から12月16日(金)に実施すると発表しました。岩国飛行場から千歳基地への訓練移転で、訓練移転は76回目、このうち国内45回、グアムなどは31回となります。

この訓練は、日米二国間の相互運用性の向上、アメリカ軍飛行場の周辺地域での訓練活動の影響を軽減する目的で実施されます。参加部隊は、アメリカ側が岩国航空基地の第12海兵航空群、空自は千歳の第2航空団、三沢の北部航空警戒管制団です。演練項目は戦闘機による戦闘訓練で、北海道西方空域と三沢東方空域で実施します。

訓練規模は1回につき米軍機6機から12機、日数は8日間から14日間で実施するタイプ2で、アメリカ海兵隊からAV-8Bが4機程度と人員90名程度、空自からF-15が4機程度です。なお、海兵隊の人員、物資輸送のため、千歳基地に輸送機が飛来する可能性もあります。

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