ガルフストリーム、G600試験飛行機で初飛行 2018年に納入へ

ガルフストリーム、G600試験飛行機で初飛行 2018年に納入へ

ニュース画像 1枚目:G600試験飛行初号機の「N600G」
© Gulfstream Aerospace Corp.
G600試験飛行初号機の「N600G」

ガルフストリーム・エアロスペースは2016年12月17日(土)、G600の機体記号(レジ)「N600G」で初飛行し、本格的な試験飛行を開始しました。ガルフストリームは2機目、3機目のG600試験飛行機が試験飛行センターに運び込まれ、2017年早期に試験飛行を開始する予定です。

ガルフストリームは本格的な試験飛行を開始し、G600の2018年の納入に向け、順調に開発が進んでいるとしており、型式証明の取得、納入に向けて大きなマイルストーンを迎えました。

試験飛行はサバンナ/ヒルトンヘッド国際空港を12月17日(土)13時50分に離陸し、2時間53分間の飛行を行いました。初飛行はガルフストリームのテストパイロットのScott Martin氏、Todd Abler氏、フライト・テスト・エンジニアのNathaniel Rutland氏により、運航されました。

ガルフストリームは、地上の試験設備に多くの投資を行い、今回の試験飛行は想定通りの飛行が行われ、2016年を締めくくる最高の形となり、2017年の成功に向けた布石になるとしています。

G600は顧客からの意見を反映した設計を採用しており、同型機で最長の客室、衛星通信、高速インターネットを装備し、機内で仕事、エンターテイメント、食事、休息を過ごすスペースを柔軟に配置することができます。開発では航続距離はマッハ0.85で11,482キロメートル、マッハ0.90で8,890キロメートルを飛行でき、最高速度はマッハ0.925で、G650ERと同じ最高速度をめざします。

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