アイランド・エア、初のQ400をリースで導入 保有するATRを更新へ

アイランド・エア、初のQ400をリースで導入 保有するATRを更新へ

ニュース画像 1枚目:ボンバルディアとアイランド・エアの納入式
© Bombardier
ボンバルディアとアイランド・エアの納入式

ボンバルディアは2016年12月20日(火)、ハワイのアイランド・エアに同社初のDHC-8-400(Q400)を納入しました。アイルランドのリース会社、エリクス・アビエーション・キャピタルが発注したもので、これをアイランド・エアにリース、機体記号(レジ)「N681WP」で登録されています。

アイランド・エアは2017年初頭にこの機材で運航を開始する予定で、2機目を2017年第1四半期、3機目を2017年4月に受領する予定です。また、オプションとして2機をさらにリースする権利を保持しており、アイランド・エアは保有するATR 72-200の5機を機材更新し、全てQ400に更新する計画です。

納入されたQ400は78席を装備しており、現在のATR 72-200の64席から座席数が増加します。また、同社は過去にDHC-8-100、DHC-8-200を運航していましたが、Q400は初めてとなるほか、2016年1月に親会社がPacifiCapとなってから初めての機材導入となります。

現在、アイランド・エアの運航乗務員は2カ月間のQ400への移行訓練を実施しており、シアトルでの座学とシミュレーター訓練を行っています。また、客室乗務員や整備員など運航チームのスタッフもアメリカ連邦航空局(FAA)の規定を遵守する訓練を行う予定です。

なお、2017年1月の運航開始を前に、機体の愛称などを披露する式典が開催される予定です。

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