国内8空港の動物検疫所にオゾン殺菌ロッカーが導入される

国内8空港の動物検疫所にオゾン殺菌ロッカーが導入される

このほど成田空港をはじめ、羽田、中部、関西、新千歳、福岡、鹿児島、宮崎の国内8空港の動物検疫所にオゾン殺菌ロッカーが配備されました。動物検疫所が入国者の衣類などを消毒する際に使用されます。

空港の動物検疫所は鳥インフルエンザ、口蹄疫などが発生した際に、活動を目にする部門。よく知られている活動の一つは、入国する際の靴底消毒マットの設置でしょう。今回の機器の設置はそうした水際での進入阻止を行う活動で、家畜伝染病予防法が改正されたことを受けた対応。検疫担当者が入国者のうち疾病の日本国内への侵入防止のため、オゾン殺菌ロッカーで衣類や携帯品が消毒されます。

日本の動物検疫所での消毒にオゾンが使われるのは初めて。オゾンガスは、エチレンオキサイドガス、ホルマリンガスなど従来から消毒に使われてきたものと異なり、消毒後は酸素に戻り、環境に優しい次世代の消毒法として広まっているそう。

なお、消毒は最短で15分ほどで行われるそう。急いでいる時にこうした対応をするのは難儀ですが、水際での感染拡大防止に協力しましょう。

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