カンタス航空、ジェットスター向けA320neoの導入を2019年度に先送り

カンタス航空、ジェットスター向けA320neoの導入を2019年度に先送り

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カンタス航空は2017年2月23日(木)、2016/2017会計年度上半期の業績を発表、税引き前利益が8億5,200万豪ドル、税引き前法定利益が7億1,500万豪ドルと発表しました。税引き前利益は、前年同期比で7.5%減でしたが、2016年10月発表の利益予想の範囲を上回る水準で推移しています。

これとあわせ、機材計画について発表、カンタス航空として発注しているA320neoは、2019会計年度にまで、受領時期を遅らせることを明らかにしました。これはジェットスターに導入する機材で、A320neoを54機、A321neoを45機、計99機を確定発注しています。

カンタス航空は当初、A320neoを2016年に導入する予定でしたが、エンジンをCFMインターナショナルのLEAP-1Aを選定、A320ceoをA320neoに21機分を機種変更し、導入時期をさらに遅らせます。

また、2017年度には787-9を2機受領する予定です。これにより、747-400の機齢の古い2機を2018年半ばに退役させる予定で、「VH-OJM」「VH-OEB」などが退役するとみられます。787-9が8機導入された時点で、747-400は5機を退役させる計画としています。

なお、カンタス航空はA330、737-800の計100機ほどをリニューアルし、プロダクトを最新に保つなど、機材購入の投資に加え、リニューアルへの投資も実施しています。

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