全日空(ANA)などANAグループは、2019年春から、ホノルル線に導入する世界最大の旅客機A380の特別塗装デザインを選定、愛称「FLYING HONU」に決定したと発表しました。
このデザインは、2016年10月7日(金)から11月30日(水)まで、世界中から合計で2,197作品の応募が寄せられ、ANAグループ内の選定委員会で選考が行われたものです。この中で、大賞は「ウミガメの家族」をコンセプトとし、「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いた東京都の増岡千啓さんの作品が選定されました。
ハワイ語で「ホヌ」の愛称で親しまれるウミガメは、ハワイでは神聖な生き物で、ウミガメを見ると幸福や繁栄が訪れると伝えられ、広くハワイの人々に愛されています。ANAでは、この特別塗装機でハワイを旅する乗客に幸福が訪れるように願いを込めたと選定理由を説明しています。
ANAグループは今後、絶滅危機にある世界の野生動物として国際自然保護連合(IUCN)のリストに掲載されているウミガメのハワイでの保全活動などに協力していくことも発表しています。
なお、大賞に選定された増岡さんには、ANAよりが東京/ハワイ線のビジネスクラスペアチケットをプレゼントします。