昭和航空の「JA8828」の事故-着陸復行を行うべきと意見付く

昭和航空の「JA8828」の事故-着陸復行を行うべきと意見付く

運輸安全委員会は2012年1月27日、2011年2月18日に発生した昭和航空が運航していたSA226-AT型、機体番号(レジ)「JA8828」の重大インシデントについて報告書をまとめました。

これは八尾空港への着陸時に、機体を損傷。機長、副操縦士に加え2名が搭乗していましたが、死傷者はいなかった事故です。機長、副操縦士とも着陸時に機体に損傷を受ける衝撃とは認識しておらず、飛行後点検で機体の損傷が発見されるまで、事故発生に気付きませんでした。

報告書では、原因として着陸時に滑走路進入端を通過する頃に、追い風成分の増加、急激な気流の変化による揚力の低下から機体が急激に沈下。左に傾いて、左主車輪が滑走路に激しく接地したため、機体が損傷したと推定しています。運輸安全委員会では意見として、この件では着陸復行を行うべきともしています。

なお、詳しくは運輸安全委員会の報告書を参照ください。

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