エアバス・ミリタリー、13機目のHC-144Aオーシャン・セントリーを納入

エアバス・ミリタリー、13機目のHC-144Aオーシャン・セントリーを納入

エアバス・ミリタリーは2012年1月30日、13機目のHC-144Aオーシャン・セントリー海洋監視機を、アメリカ沿岸警備隊に予定より早く納入しました。

HC-144AはCN-235戦術輸送機を海洋監視機としたもので、沿岸警備隊では海洋監視、捜索救難、貨物や人員の輸送など多目的に使用します。そのためにサーチレーダーや赤外線カメラ、船舶の自動識別装置などを装備しています。

これまで使われてきたHU-25(ファルコン20)が4時間の滞空に対してHC-144Aは9時間も滞空でき、機体後部のローディング・ランプから大型の貨物が積載できて、空中投下もできると優位性をアピールしています。

2012年中期までに14機を納入する契約で、沿岸警備隊は最終的に36機を導入する計画です。

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