アントノフ、An-132Dで初飛行 今後はサウジアラビアでお披露目へ

アントノフ、An-132Dで初飛行 今後はサウジアラビアでお披露目へ

アントノフは2017年3月31日(金)、An-132Dで1時間50分に渡る初飛行を成功裡に行いました。初飛行は同社専用のアントノフ飛行場を離陸、アントノフのテストパイロットとサウジアラビアのパイロットの混成チームがコクピットに搭乗しました。この飛行のチェースプレーンは、An-178輸送機が務めました。

An-132プログラムは、アントノフがサウジアラビアとパートナーシップ提携を締結して共同開発しているもので、プラット・アンド・ホイットニー・カナダ(P&WC)のPW150Aエンジンを搭載し、ダウティ・プロペラーズの6枚羽プロペラを採用しています。An-32をベースに最新のナビゲーションシステムやアビオニクスを搭載し、サウジアラビア空軍で中距離の多用途輸送機として使用することが想定されています。

開発プログラムは今後、試験飛行を重ねた後、サウジアラビアでの機体お披露目がハイライトになるとしており、アントノフは引き続きサウジアラビアの協力を得ながら、開発を進めます。

■LIVE: The first flight of the Antonov An-132D
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