エアバスは2017年4月12日(木)、同社の次世代大型輸送機「Beluga XL(ベルーガXL)」の大型セクションの部品のうち、カーゴベイを形成する初めてのパーツがフランス・トゥールーズの最終組立施設に到着したと発表しました。スペインの航空機構造部の製造を手がけるAernnovaのベランテビリャ施設で製造され、地上輸送でトゥールーズに運び込まれました。このパーツは、ベルーガXL初号機の後部セクションに使用され、カーゴベイを形ちづくる予定で、現行機のベルーガと類似した形状となります。
ベルーガXLのプロジェクトは2014年11月に開始、2019年以降のエアバスの製造体制の増加に対応できる容量となっています。このベルーガXLはA330-200貨物機をベースとした改修が行われており、2018年半ばに飛行、2019年から営業飛行を開始し、計5機が導入される予定です。