統合幕僚監部は2017年4月18日(火)、ロシアIl-38が2機、日本海側を飛行したと発表しました。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応しました。
公開された画像によると、ロシア海軍のIl-38N対潜哨戒機とみられ、機首部分に平板状のアンテナを装備したタイプです。統合幕僚監部の発表ベースでは、同様のアンテナを搭載した航空機が2016年6月27日(月)、6月28日(火)に特異な飛行として発表されています。なお、今回、2016年とも機体前方で確認できる部隊番号が異なるものです。
4月18日(火)の航路は、樺太方面から飛来し、北海道の日本海側沿岸を南下し、男鹿半島を経由し佐渡の沖合でやや方向を変え、能登半島沖合へ飛行した後、ロシア方面に戻りました。