デルタ航空とアエロメヒコ航空の親会社であるグルポ・アエロメヒコ(Grupo Aeromexico)は2017年5月8日(月)、アメリカ運輸省(DOT)とメキシコの連邦経済競争委員会(COFECE)に共同事業を開始する条件を満たしたことを確認、アメリカ/メキシコ間のフライト運航に関する共同事業を開始しました。
アメリカとメキシコ間で初となる国境を越えるアライアンスは南北アメリカにとって新たな歴史の幕開けになると両者ではアピールしており、提携を通じてより競争力を高め、新たなデスティネーションへの就航を実現して行く方針です。新たなサービス提供や利便性に優れたスケジュールにより、顧客の利便性向上にもつなげます。
両社は今後、空港施設や搭乗ゲート、ラウンジ設備などに投資し、地上、機内での顧客サービスを強化するほか、共同販売、マーケティング戦略を実施していきます。デルタ航空はハブ空港のアトランタ、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス、ニューヨーク、ソルトレークシティ、シアトルを介したアメリカ国内線、またアエロメヒコ航空はハブ空港のメキシコ・シティ、モンテレー、グアダラハラを経由したメキシコ国内へ便利な接続を提供します。詳しくは、デルタ航空のウェブサイトを参照ください。