レッドブル・エアレース千葉2017、零戦22型「AI-112」が展示飛行へ

レッドブル・エアレース千葉2017、零戦22型「AI-112」が展示飛行へ

ニュース画像 1枚目:零式艦上戦闘機22型「三菱3858号、AI-112」機体記号:N553TT
© ゼロエンタープライズ・ジャパン
零式艦上戦闘機22型「三菱3858号、AI-112」機体記号:N553TT

零戦里帰りプロジェクトを進めるゼロ・エンタープライズ・ジャパンが保有する零式艦上戦闘機22型「三菱3858号」、アメリカ製のエンジンを搭載する「AI-112(機体記号:N553TT)」が2017年6月3日(土)、6月4日(日)に千葉市の幕張海浜公園で開催される「レッドブル・エアレース千葉2017」に参加することが発表されました。

「AI-112」は同レースのスペシャル・サイドアクトとして、かつて日本の航空技術の粋を集めた名機として、約70年ぶりに東京湾を飛行し、すでに発表されているワールドツアーで日本に立ち寄るDC-3と競演します。「AI-112」は、2016年に開催されたレッドブル・エアレース千葉でも展示飛行を計画していましたが、機体トラブルによりこの披露を断念し、岡南飛行場で機体を解体してアメリカへ輸送、メンテナンスを行っていました。

なお、レッドブル・エアレース千葉の主催者は、零戦、DC-3とも海上パフォーマンスとなっており、レッドブル・エアレースの入場者が観覧エリアから鑑賞でき、チケットを持っている場合は、どのエリアからも鑑賞できるものの、観覧エリア外からは鑑賞できないとしています。また、零戦里帰りプロジェクトでは、当日の飛行展示で利用する空港、経路、時間はレッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会の指示によるとしており、問い合わせには回答できないとしています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く